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HILE(ヒレ)について

Hilja Nikkanen(ヒリヤ・ニッカネン)はHILEブランドの設立者です。

Hiljaは、Helsinki University of Art and Designで工業デザインの修士を卒業しました。工業デザインの他、グラス・セラミックやトレンドリサーチも学び、第2先攻としてヘルシンキ経済大学で1学期学び、その間にアントレプレナーシップやリーダーシップについて学びました。また彼女は、お皿洗いからレストランのマネージャーまでの経験を積んだプロのシェフでもあります。現在はデザインに専念していますが、レストランとフードカルチャーへの想いは彼女の中に留まっています。彼女のデザインは、情熱、食文化、そしてデザイン文化の組み合わせといえます。彼女は様々な素材を幅広く使用し、彼女のデザインした製品がどのような過程で製造されたかにこだわり、理解する努力をし、また製造している会社やそこで働く人々を知る努力をしています。

Teemu Karhunen(ティーム・カルフネン)はHILEのKAPUをデザインしたデザイナーです。

Kymenlaakso University of AppliedとHelsinki University of Art and Designでデザインを専攻しました。 彼は、またVihti School of Arts and Craftsにて家具職人となるべく学んだデザイナーです。Teemuは、2002年より製品開発のスペシャリストとして家具ビジネスの分野でキャリアを積み、また自身の製品デザイン制作活動も行っています。

HILEブランドストーリー

KapuのデザイナーであるTeemu Karhunen(ティーム・カルホネン)は、毎朝コーヒーバッグに悩まされていました。コーヒーのパッケージを閉める役割を果たすはずのテープは、すぐに汚れが目立ち、うまく機能もしません。そしてもちろん、毎朝コーヒーを作るためにコーヒースコープかスプーンをキッチンの引き出しから出す作業があります。
Kapuの最初の試作品は、すでに2003年のプロダクトデザインコンペティションへの出展のために出来上がっていました。(そのときの素材には無垢材が使用されていました)Teemuは、限定数量を作成し友人たちへのギフトとしてプレゼントしたところ、Kapuは友人たちに非常に喜ばれました。
Kapuを手にした友人の1人がヘルシンキのDesign Forum Shopのマネージャーであり、彼女はTeemuへKapuの製品化を強く勧めました。
数年が経ち、TeemusのパートナーであるHilja Nikkanen(ヒルヤ・ニッカネン)がデザインブランド”HILE(ヒレ)”を立ち上げました。 HILEは食文化のトレンドからインスピレーションを得たブランドであり、製造している会社や、そこで働いている人たち、そしてユーザービリティーを忘れず、高品質な素材とシンプルな北欧スタイルを大切にすることにこだわっています。
KapuはHILEのブランドとして商品化するのにピッタリな製品でした。そしてついに2009年12月、製品としてリリースされました。